概要

じゃんけん鬼ゲームを利用した体験デザイン研修は元々東京工芸大学の「ゲームプレイ」授業で利用するために開発されました。現在はそのカリキュラムを2.5時間に凝縮したプロ向け体験デザイン研修プログラムとして提供しています。

研修は4名1組のグループで行われ、グループ内での話し合いを中心に進行します。

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独自開発されたじゃんけん鬼2 vs 2対戦ゲーム「Hand Heads」のゲーム要素の変更をすぐにプレイできるという特徴を活かし、高速でイテレーションを回しながら狙う体験をデザインする事を2.5時間という短い時間で経験できます。

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独自開発のじゃんけん鬼ゲームの詳細はこちら

じゃんけん鬼ゲームを利用した体験デザイン研修

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CEDEC2025で発表した際の資料(ポスターおよびパンフレット)はこちらです

cedec2025_poster.pdf

cedec2025_パンフ1.pdf

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研修の目的

プロ向け研修では以下の3つの学習目標を設定しています

研修プロセス(2.5時間)

  1. ベースとなるじゃんけん鬼ゲームの理解

  2. ルール変更が体験に与える影響

    1. 体験の予測
    2. 実際のプレイ体験
    3. 振り返り
  3. 2つの体験ゴールを実現する体験デザイン研修(1時間)

    1. パーティゲームのように、みんなでワイワイ楽しめる体験ゴール
    2. esportsのように、真剣に勝ち負けを競い合う体験ゴール

    2つの体験ゴールを言語化し、評価基準とする

    2つの体験ゴールを言語化し、評価基準とする

  4. 各チーム成果を相互プレイして評価

    アンケートフォームを利用し、各チームが作成した設定でのプレイ体験を相互評価します

  5. 評価結果共有

    相互評価の結果をグラフにして共有します

    「わいわい楽しめる」を体験ゴールとした場合の各チームの評価結果

    「わいわい楽しめる」を体験ゴールとした場合の各チームの評価結果

    「考えて勝ちを狙う」を体験ゴールとした場合の各チームの評価結果

    「考えて勝ちを狙う」を体験ゴールとした場合の各チームの評価結果

  6. ふりかえりとまとめ

  7. 質疑応答